寒い夜、トイレにたびたび起きてしまう原因は冷えばかりとは限りません。足のむくみから夜間頻尿になることがあるのをご存じでしょうか？

昼間起きている間は重力が働いているので足の静脈は張りやすくなります。張った血管から血管の外へ水分がにじみだすため、起きている時間が長くなるにつれて足がむくんでくるのです。

昼間起きている方であれば普通にある状態なので、靴下のあとがついたり、指で押したら皮膚がへこむなどは経験される方も多いかと思います。

昼間足にたまった水分は夜寝ている時間に血管の中に戻り、朝にはまた足がすっきりするのですが、むくみが強い方は帰ってくる水分も多くなります。

血液中の水分が多いと腎臓で作られる尿量も増えるので、トイレの回数が増えてしまうのです。

むくみが強くなる原因はいろいろありますので、気になる症状がある場合は医療機関にご相談ください。